妊娠記録

出産予定日まで後約一ヶ月。

妊娠中の記録などまったくつけていなかったから今のうちに覚えていることを書き記していく。思ったことを素直に書いていきたい。

 

妊婦期間約八ヶ月。長い。今の感想。

妊婦期間は思ったより肉体的にも精神的にも大変なことが多いと思った。個人差はもちろんあるんだろうけど、世の中の妊婦、母親はすごい。妊婦って神秘的で幸せそう。そんなイメージを持っていた。結婚して、こどもがほしいとはもちろん思ったが、人生において出産を、妊娠を経験してみたいと思っていた気持ちが強かった。あせっても急いでもなかったけど、いまタイミングなど考えると結構よかったのかなと思うし、そういう意味でも妊婦は奇跡だなって思える。ちなみにここまで書く数分に三回ほどトイレに行っている。八ヶ月間思っていたよりマイナートラブルは絶えず、幸せいっぱいマタニティライフ♡とばっかりはいかなかった。現実はそんなものみたいだ。

 

妊娠発覚

4月1日に入籍、ほぼ同時に新居に夫と引っ越しできてはじめての二人暮らし。いままで夫の実家、私の寮、ホテル、民宿と不便ながら工夫して?過ごしてきた。だから古い家だけど二人だけのキッチンもそこでつくって食べる夕食にも、新しいお揃いの食器にも幸せを感じたし楽しかった。いままでの不便さと比べたら、食事があまりにも快適に感じた(笑)

ルナルナでは4月25日に来る予定の生理が来なかった。まさかいま妊娠するとは思わなかった。一緒に住み始めてあんなに楽しかったのに、お互い慣れない新しい環境や仕事のせいもあって、予定日の前くらいから喧嘩がすごく増えた。些細なことで喧嘩してイライラすることが続いていた。よく泣いていた。生理が遅れているのもそのせいだと思っていた。もしかしたら、とももちろん思ったけど検査薬をするのが何だか怖かった。予定日から10日過ぎた5月5日。薬局に検査薬を一人で買いにいった。なんだか一人で行きたかった。今まで避妊しなくても妊娠しなかったから確信はなくて、もしかしてっていう半々くらいの気持ちだった。すぐに薬局のトイレで検査。陽性。信じられない気持ちと驚きでかすかに手が震えた。すごく心細い気持ちになった。すぐに夫に電話。「妊娠したかも」と伝えるととりあえずそっち行くからと。もう一度検査薬をしてみるとやはり陽性。たぶん、本当に、妊娠した。夫が来て伝えると、「結婚してるんだしなんの問題もないでしょ。産んで、育てよう。」という感じで言われたと思う。もちろんそのつもりだけど、いざ妊娠したとなると何か不安で、ドキドキした。うれしい気持ちはあったけど、うれしい!って手放しで喜ぶには実感が足りなくて困った。

少しずつ会う人会う人に伝えて喜んでもらったり、病院でみてもらううちに少しずつ実感もわいたけど、お腹はまだ大きくならないし体は変わらないしで不思議な気持ちだった。妊娠がわかってからも、やっぱり時々夫と喧嘩していて、今思うとホルモンの変化のせいも大きかったとおもう。あと今まで毎日飲んでたお酒を我慢したり、そういうこともストレスだった。

 

つわり

いつ頃からか曖昧だけど、つわりが始まった。最初は食べつわりでおなかがすくと吐き気があって、空えずきをよくした。その時はまだ嘔吐するほどではなかったと思う。これは結構初期化からあったけど吐くほどじゃないからそこまで辛くはなかった。しばらくして吐きつわり。すっぱいものが食べたかった。キウイフルーツが世界で一番美味しかった。笑

パイン、ゼリーの飲み物、フルーツ100%のジュース、スイカ。梅干し。

つわりが酷くなっていくと、からだとだるくて家事をしたいけどうごきたくないって感じだった。食欲もないからごはんも用意したくなかった。気持ち悪いから食べ物のことを考えたくなかった。でもそんなこと夫はわからないし、そんな夫にもとてつもなくイライラしたのでまた喧嘩が増えた。この時期は家で何をしていてもムカついてたと思うし、お互い初めてのことで理解しあえず、体調も悪いしでよく結婚しなきゃよかった!とばかり嘆いていた。喧嘩がエスカレートして泣きながら家を出ようとしたときもあった。喧嘩の次の日に仕事も休んだり(体調も悪いし一緒に仕事いきたくなかった)とにかく荒れていた。仕事の人たちは本当に優しくてとても感謝している。

仕事は暑さで気持ち悪くなることも多かった。今年の夏は記録的な猛暑だった。そんな中40℃近いハウスに入るだけで嘔吐した。気持ち悪いなかの作業は肉体的にも精神的にもつらかった。

 

そしてこの精神不安定なイライラはつわりの落ち着きと同時に終息した!